令和2年12月の模型交流会のレポートです。
コロナ禍の続く2020年最後の交流会でした。
大晦日直前の日曜日開催でしたので、参加人数が少なくなるだろうと予想していましたが、
諏訪へ帰省中の方が参加してくださったりして、ほぼ普段どおりの賑わいでした。
※)交流会レポートのアップが遅くなり、申し訳ありません。
■作品紹介
▼バンダイ:HGガンダム(ビヨンドグローバル):マーシーさん
2020年はガンダム誕生から40年目で、節目の年でした。そのため1/144のファーストガンダムが多数発売されました。このビヨンドグローバル版は独特のアレンジの効いたプロポーションと組み立てやすい設計、優秀な可動範囲を持つ良キットです。
マーシーさんは塗装を工夫されており、黒立ち上げ塗装による淡いグラデーションがカッコイイです。プラチップによる軽めのディテールアップもとてもマッチしています。
▼バンダイ:HGゲッタードラゴン:輝さん
バンダイさんから何種類か発売されている昭和のスーパーロボットキット。かなりのディテールが追加されていて、現代風にアレンジされています。
今回のゲッターの塗装は、メタリックレッドで渋い輝きを放つようになっています。メタレッド部分のエッジは磨き込んで下地のシルバーが見えるようになっており、立体感が増しています。
▼コトブキヤ:ジェイデッカー:輝さん
勇者ロボというジャンルだと思うのですが、筆者はあまり詳しくありません。肩と胸がパトカーをモチーフにしているのはわかるのですが。コトブキヤさんのキットは、バンダイさんよりは組みにくい傾向があるのですが、この作品はキレイに仕上げられていて、さすがです。
▼バンダイ:HGゴッドガンダム:キガワさん
異色のガンダム作品、機動武闘伝Gガンダムの主人公ドモン・ガッシュが乗り込む機体、ゴッドガンダムです。かなりヒーローもの・熱血もの寄りのストーリーが賛否両論だった作品ですが、私はとても楽しく視聴していました。成形色仕上げとの事ですが、機体各部の黒いラインをしっかり塗装されているので、締まった印象が出ていて、カッコイイです。
▼バンダイ:HGグフカスタム:キガワさん
先日の制作会で組み立てておられたノリス・パッカードの機体、グフ・カスタムです。でかいガトリングガンが迫力ですね! 肩アーマーのスパイクをシャープ化するのに真鍮線を打ち込んで、それごと削り込む、ツンツン作戦ですね! たまに指にささる感じです。
▼バンダイ:ジャブロー降下作戦(MGグフ1.0、MGザク2.0):優姫さん
ジオラママイスターの優姫さんの今回の作品は、マスターグレードのジオン軍を代表する2機、ザクとグフの情景作品です。
実際のアニメの中で演出されたシーンの再現という事です。実際そのシーンを覚えていなくても、キットこのシーンはあったんだろうな、と思わせてくれる臨場感のある作品です。モビルスーツのウェザリングもカッコイイです。
▼ドラゴン:パンターD型:淫豹さん
今回はなんと、虎親父さんのご子息の淫豹さんが参加してくださいました。淫豹さんは現在、地元を離れて県外でお仕事をされているのですが、年末という事もあり帰郷されていて、虎親父さんと交流会に参加してくださいました。いつもご実家に展示している淫豹さんの作品を虎親父さんが持ってきてくださるのですが、いつもそのクオリティに諏訪モデメンバーがいつもため息をついていたのです。そのため、淫豹さんとお会いしても「いつも素晴らしい作品を拝見しています」みたいな挨拶になってしまいました。その名の通り、パンターがお好きで、リアリティと模型映えを両立した、見応え抜群の作品です。また帰郷の折には来場していただければ。
▼ドラゴン:ウィリスMB:虎親父さん
以前お持ちいただいた事のある、米軍ジープの作品です。虎親父さんのとても精細な工作が施してあって、小さい作品なのにエンジンも作り込まれて楽しい作品です。
背景の山々は諏訪盆地から見える山脈だと思いますが、具体的にどのあたりの山なのか、わかりません。でもこのWW2の米軍ジープは諏訪のどこかを走っている。という事なのでしょうか(笑)。
▼グリズリーパンダ:兔野未黄:もぐらまにあさん
前回からご参加いただいている、凄腕フィギュアフィニッシャー、もぐらまにあさん。こちらの作品は過去作のようですが、とてもセクシーに仕上がっています。今月のモデルグラフィックス誌では、このキットが作例として掲載されていました。その作例と比較しても上回っている存在感とエ○チ感でした。写真にはボカシを入れておきます。諏訪モデは健全なサークルです!
▼CREA MODE:間桐桜(黒桜):もぐらまにあさん
こちらは人気のTYPE MOON作品、Fate/Staynightのヒロインの一人、間桐桜さんです。彼女は物語後半に闇に落ちてしまい、ヤバい事になってしまうのですが、その姿を再現した闇桜さんです。こちらの作品も非常にエ○チに仕上がっていて、妖艶なセクシーさがすごいです。力を入れて塗装されたダークレッドのドレスの仕上げは素晴らしい存在感を放っていますね。
▼ウルフパック:T-2Cバックアイ:ウィスキーさん
ヒコーキモデラーのウイスキーさん。鮮やかな塗装をほどこされた航空機が一番お好きだとの事で、今回は紅白のビビッドな塗装の米海軍の練習機、バックアイをお持ちくださいました。
こちらのキットはウルフパックというあまり聞き馴染みの無いメーカーのものなのですが、韓国の会社らしい? との事です。 ですが、素組でも非常にシャープなパネルラインとコクピット等のディテールで、とても満足感の高いキットでしたと、教えていただきました。
実際に拝見しましたが、素組とは思えない完成度でした。とてもカッコイイです。
▼ファインモールド:F-14D:ウィスキーさん
こちらは過去のモデルグラフィックス誌に付録として付属していた、1/72のトムキャットです。D型というトムキャットの最終形とも言えるタイプの機体なのですが、後期の機体なので、ウイスキーさんのお好きなハイビジ(ハイビジビリティ≒視認性を重視した鮮やかで派手な塗装)のタイプは少なく、どうしてもロービジ(ロービジビリティ≒被視認性下げるためにグレー等の迷彩を施した地味な塗装)になってしまい、少し残念だとおっしゃっていました。
新しいキットである事もあり、とてもシャープでスマート、カッコイイトムキャットです。私も一般発売されているA型を制作したくなりました。
▼ドラゴン:ZSU24 シルカ:マツさん
県外に転勤になって、しばらくお会いできていなかったAFVモデラーのマツさんですが、年末ということで帰省しておられて交流会に参加してくださいました。同じAFVモデラーの淫豹さんと初対面されて、色々とお話を聞かれていました。
シルカは変わった兵器を多く装備しているイスラエル軍の対空車両で、その特異な形状がとても目を惹きます。実際にマツさんも一番お好きな車両だそうで、個性的なカタチは魅力的ですね。
私も一発で好きな車両になりました。
▼タミヤ:Ⅳ号D型:マツさん
タミヤの王道、名キット、Ⅳ号線車です。単砲身の魅力について、マツさんと少しお話しましたが、私もマツさんも単砲身が好きで、やはり可愛いという印象が強いです。
パーツも少なめでとても組みやすいD型ですが、タミヤさんから新製品としてⅣ号線車F型が発売されています。新キットは、かなりパーツが多く制作は大変かもしれませんが、その精度や完成度を楽しむには素晴らしい製品だと思います。
▼??:ハーフトラック:マツさん
対空砲を搭載した防空仕様ハーフトラック。トラックと対空砲は別々のキットで、2つを組み合わせた作品ですね。
▼タミヤ:Ⅳ号突撃砲:マツさん
ドイツの突撃砲の中では一番有名な車両だと思われる、Ⅲ突です。
サンドイエローの塗装と控えめで実感のあるウェザリングが素敵です。
タミヤのキットだけあって組み立てやすそうです。
▼タミヤ:キングタイガー:マツさん
こちらは製作中のキングタイガーですね。タミヤのキットの様ですが、社外品のパーツも使われていて、完成が楽しみです。とはいえ、マツさんは転勤後は模型に触れられていないそうですが。
■総評
12月の模型交流会のレポートでした。
ついに交流会のレポートが1月以上の周回遅れになってしまいました。
主催、反省します……。
ともあれ、
See you next meeting!
0 件のコメント:
コメントを投稿