去る2019年8月4日(日)13:00~17:00、上諏訪駅アーク諏訪三階駅前交流テラス「すわっチャオ!」会議室2で、諏訪モデラーズクラブ主催の第二回模型交流会を開催しました。
以下、レポートです。
■第二回模型交流会参加者(11名)
・モデラーネーム(補足:ジャンル)・MIYA(主催:ガンプラ/エアモデル/オールジャンル)
・清水さん(ガンプラ/スケモ等オールジャンル)
・爆裂シャキーンzさん(茅野さん:ガンプラ/カーモデル)
・MoRoさん(ガンプラ/カーモデル)
・はたのさん(AFV≒ミリタリー。戦車・装甲車等)
・176Rさん(イナムラさん:ガンプラ・マシーネン等のロボット系モデル)
・RUNAさん(ガンプラメイン)
・清水さん(ガンプラ/スケモ等オールジャンル)
・爆裂シャキーンzさん(茅野さん:ガンプラ/カーモデル)
・MoRoさん(ガンプラ/カーモデル)
・はたのさん(AFV≒ミリタリー。戦車・装甲車等)
・176Rさん(イナムラさん:ガンプラ・マシーネン等のロボット系モデル)
・RUNAさん(ガンプラメイン)
▼↓初参加のみなさん
・原田さん(カーモデル・飛行機)
・マーシーさん(ガンプラメイン)
・Fullさん(ガンプラメイン)
・甲州軍団さん(山梨からの遠征組・スケール系)
▼見学者(3名)
・30代くらいのお父さんと、高校生か中学生のお兄さんと小学生くらいの弟さん
全員男性で、20代1名、30代2名、40代4名、50代3名、60代1名という年齢層でした。20~30代の方の比率がちょっとだけ増えたので、少しだけ交流会全体の年齢層が若返りましたね!(モデラーの高齢化が進んでいますので、若い方は大切にしないと!w
少し早めに会場入りして、設営をしていたら、「鉄道模型の会ですか?」と、年配の男性に声をかけられました。どうやら同日にアーク諏訪内で別の鉄道模型のサークルの会があったみたいです。すわモデが活動を開始したのを知って、鉄道模型サークルもどなたかが、はじめてみたのかもしれませんね。文化交流、素敵なことです。がんばってね!(はじめての会合だったのかな? そのせいか質問が要領を得なかったので、「あん? 誰? あんた」とか返しちゃってごめんなさい、鉄道模型の年配方><
今回は、最初に交流をがんばってね、コミュニケーションをうまくやるには、まず自分が聞きに回る事だよ。話すときもちゃんとキャッチボールを意識してね。
と、参加者さんに説明をしてから、交流を開始しました。
その結果、いい感じのバランスで皆さん交流できていたと思いますし、
なにより楽しそうでしたので、良かったのではないかと!!
次回以降もそういう感じで、双方向のコミュニケーションをいい感じに楽しんでいきましょう。
諏訪の工業メッセ等に展示会みたいな形で出典するというアイディアも頂いていますが、まず交流会のみで1年位運営して、その後、他の活動を考える。という心づもりで居ます(主催は
■交流会参加者さんの作品写真(写真クリックで拡大できます)
▼マーシーさん
バンダイ・1/100マスターグレード「ダブルオークアンタ・フルセイバー」
バンダイ・1/100マスターグレード「ダブルオークアンタ・フルセイバー」
初参加のマーシーさんは、まだお若く、ギリギリ20代とのことです。ガンプラメインで、ガンダムSEEDからガンダムに入ったそうで、やはり21世紀ガンダムのSEEDや00に思い入れが強いっぽいです(フェイバリットMSはゼータ、作品は0083がお好きだそうです)。
というわけで、ガンダム00のシリーズの中で(恐らく?)最強の機体であると思われる、ダブルオークアンタ・フルセイバーのMG完成品ですね。
ガッツリ黒立ち上げ塗装で塗装されていて、シンプルで清潔感が強い綺麗仕上げの作例が多い00ガンダムの作品としては、珍しい仕上げです。
あえての重厚感のある黒立ち上げのフルセイバーすっごくかっこいいと思います。
黒立ち上げ塗装は、下地塗装を黒でおこない、その上に基本色を吹き付ける塗装方法です。パーツのエッジ部分やスジボリ等のディテール部分は黒を吹き残す感じで吹いて、グラデーションぽく仕上げる事が多いです。全体的にくすんで濁った色味になります。その味を楽しむ感じの塗装方法ですね。
初期MGの商品企画にも関わった有名なガンプラプロモデラー、MAX渡辺さんの「MAX塗り」は、黒立ち上げ塗装の一種です(白立ち上げMAX塗りもありますが、それは別の手法で
見学に来てくださった親子連れの方が、この作品を見て、お父さんは「エクシアがあるぞ」って言ったのに、息子さんが「フルセイバーだろ」って返してたのが面白かったですw ガンダム00の主人公、刹那・F・セイエイが最初に乗ったガンダムが「ガンダムエクシア」、最終的に乗ったのが「ダブルオークアンタ」、アニメ劇中に登場しなかった、クアンタの武装強化版が「ダブルオークアンタ・フルセイバー」なので、お父さんは流石に知らなかったのかもです、アニメ見ても出てこないのでw どこかでフルセイバーの設定を知っていた息子さんの方がきっと作品をお好きなのですねw 見学に来て、お父さんとそういうやり取りをした。ちょっと良い思い出になったらいいな? と、思いました。すこし笑ってたのでw>息子さん
▼原田さん:AOSHIMA:1/24 トヨタ・アルファード・俺妹
茅野市の原田さん。実は僕とものすごい近所にお住まいです。アニメ等のキャラクター(通常は女の子)のステッカーを大胆に自動車にあしらった、「痛車」の愛好家さんです(実車の)。で、プラモデルも作られるので、痛車の作品も好んで作られるようです。
写真の作品はトヨタのミニバン、アルファードのガンメタル系塗装に、アオシマさんの痛車デカールを貼った作品ですね。デカールのモチーフのアニメ作品「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」はラノベ原作の人気アニメですね。もはや古典に近い。
実際問題、可愛い妹という存在は、二次元やフィクションの中の方が遭遇率高いですよね!! うちの妹は可愛かったですが!!! 今はもう!!(こら
▼原田さん:AOSHIMA:1/24 トヨタ・クラウン・アスリート・とある魔術の禁書目録(とあるまじゅつのインデックス)
原田さんの二作品目も痛車で、こちらもライトノベル原作のアニメ作品モチーフのデカールを使用しています。こちらはブラックのボディにお姉さまのデカールが映えてますね!(レールガンをちらっと見ただけなので、詳しくないんですが
▼原田さん:タミヤ 1/48 零戦32型・ラバウル
原田さんの3作品目は、エアモデルです。日本帝国海軍が誇る艦上戦闘機・零戦の、かなり後期型、32型のラバウル飛行場所属機、ですかね。
もともと灰緑色一色に塗装されていた機体をラバウルで応急処置的に濃緑色のスポット迷彩塗装を施した機体。との事です。現存する写真を参考に迷彩塗装をされたそうで、迷彩パターンの配置が、とても実感があって、かっこいいです。
僕もWW2で使用された航空機、好きなんですが、なかなか完成しなくて・・・w 48で作りたくなってしまいました!
今回新しく来られたFullさんのガンプラ作品、HGUCゲルググMです。
ガンダム0083に登場した、一年戦争当時のゲルググの海兵隊用改修機、という設定だったはずですー。グレーとライトグリーンの機体色が特徴の機体ですが、Fullさんのこだわりで、グリーンのトーンをかなり落としてあるそうです。今年発売されたRE/100のザクⅡ改も製作中とのことで、Fullさんご自身、グリーンの色味にこだわりがあると仰っていました。このゲルググMも渋い色調でめっちゃかっこいいです。
グレー部もうっすらグラデーションがかかっていて、1/144の小スケールプラモながら、巨大感・重厚感を感じさせてGoodです! シールドとリアアーマーには大胆に斜めにあしらわれた、アルファベットのマーキングが施されているんですが、水転写デカールではなく、事務用品等に使われていた、圧転写式シートのインスタントレタリングシート(通称インレタ)を使用しているそうです。厚みもなくて、必要な字体があれば、水転写タイプの自作デカールより、綺麗でいい感じですね! 白も再現できますし!
リアの写真が無くてすみません!
▼甲州軍団さん:タミヤ1/12:CB-730F
山梨県甲府周辺にお住まいの、甲州軍団さんのバイク模型作品、ホンダのナナハンマシンですね。カウルレスのマシンなので、むき出しのエンジン周辺のシルバー塗装に苦労したと仰って居られました! いざとなったら、タミヤのウェザリングマスターでごまかせ! との名言を戴きましたw 深く首肯せざるを得ない、すわモデ主催であります。
エンジンのヒートシンクぽい部分のウェザリングが特に僕好みのヤレ方でした。
左隣に置いてあるのが、アオシマさんの1/50000スケールの「山」のプラモデルです。写真が無くて申し訳ないのですが、さすが「業界の狂犬」の異名を持つアオシマさん。完全にただの立体地図です・・・w 真っ白な形成色だったので、甲州軍団さんが、綺麗にエアブラシ塗装されたそうです。
北アルプスのNo.3「槍ヶ岳・南岳」、No.2「穂高岳 明神岳」、No.1「上高地、霞沢岳
」の3キットが出た「やまなみ」というシリーズなのですが、甲州さんは、槍と穂高だけ、作られたようで・・・! 僕は上高地の方が好きなんですが・・・w
No.3~No.1は地図上でつながる土地なので、キット3つつなげると地続きの立体地図になる。というキットだったらしいです。当然、No.3でシリーズは打ち切られています! さすが業界の狂犬、自らシリーズ展開にオチをつけるとは!(こらw
▼176Rさん:製作中:ドルバックの何か
SFパワードスーツが主役のマシーネン・クーリーガー好きの176Rさん。
以前の交流会でプレゼントしてもらった、昭和80年代アニメ、ドルバックに登場するパワードスーツのキットを製作中のようです。形状的には、よりわかりやすいSFっぽいドルバックのパワードスーツの方が、主催的には好きかもです。マシーネンはちょっと大人っぽすぎる(そうか?)。可動工作等頑張っているようですねー! 完成品に期待!
▼Moroさん:バンダイ1/144リアルグレード・ウィングガンダムゼロEW・ラストシューティング
リアルグレードのウィングガンダムゼロです。ガンダムなのに翼が天使の羽根みたいになっている機体ですね、周囲に翼が舞っている表現ですが、追加の羽根はプレミアムバンダイで発売されたセラフィムフェザーみたいですね。とにかくパール塗装がものすごく綺麗に再現されていて、素敵です。セラフィムフェザーは半透明に塗装されていて、ミルキーな表現が素敵です。
▼MoRoさん:タミヤ1/24 ホンダNSX
MoRoさんの真骨頂のメタリック塗装(パール塗装もメタリックの一種ではありますが)、バッチリ決まってかっこいいNSXです。LEDを11個使用して、電飾もされていて、ブルーがかったフロントライトが点灯するとめちゃめちゃかっこよかったです!
ワイパーのパーツのつけ間違えのミスもあって、悔しいと仰って居られました。
月一で発表会じゃないですが、交流会で人に見せる予定があると、急いでしまって、普段ならやらないミスをしちゃう。結構モデラーあるあるなお話ですので、気をつけないと!(僕も とはいえ、ほんとかっこいいです!
▼RUNAさん:バンダイ1/100:マスターグレード:旧ザク
デザートカラーの旧ザクですね。ウェザリングと、カラーリングが決まってかっこいいです。MGの旧ザクは未だにVer.2.0が出ていませんが、もう今さら感もありますので、ザク3.0が出たら、そのバリエで旧ザク3.0を出せばいいんじゃないでしょうか?w
Ver.1.0の旧ザク、すんごい出来がいいから、2.0出しそびれた。みたいな雰囲気かもしれません。
▼RUNAさん:SDガンダム各種
根強い人気を誇る、SDガンダムキット6種です。
ユニコーンガンダムデストロイモード>シナンジュ>ガンダム試作2号機(カラーリングは僕知りません)、νガンダム、Hi-νガンダム、サザビー。
キャンディ塗装等、とても綺麗に製作されていて、かっこいいです。
SDガンダムも楽しいキットが多いですので、未体験の方はぜひ。RUNAさんいわく、肉抜き穴が多いよ。とのことです!
▼RUNAさん:バンダイ 1/144 ベアッガイ3
▼はたのさん:タミヤ 1/35 ストームタイガー
すわモデ最年長モデラーのはたのさんの、AFV作品です。ストームタイガーは、ドイツ語っぽく読むと、シュトルムティーガー(独: Sturmtiger)ですね。ストームタイガーの主砲は榴弾砲だと言っていましたが、榴弾は榴弾かもしれませんが(榴弾=着弾時に炸裂して損害を与える砲弾)、38cmロケット臼砲だったようですね。要するにお尻から推進剤を吹き出して飛翔する砲弾だったようです。多分。
はたのさんの作品は、ロケット砲弾を薄い木の皮(?)で巻いて養生して、(転がして?)運んで、車体の足元で皮を剥いで外して、車体に乗せている。という表現ですね、実際にどうだったのかはわかりませんが、動きがあって、とても楽しいジオラマ作品です。はたのさんの作品はウェザリングの塩梅がめちゃめちゃ良くて、汚してあるんだけど、綺麗にまとまっている感が、ほんと、尊いです!
自衛隊に配備されている16式です。なんと、はたのさんが前回来られた小学生さんを意識したのか、アニメ(マンガ)のケロロ軍曹のミニチュアを乗せています! はたして、車長はケロロなのか、クロロなのか・・・(白目
完全にまさかのはたのさんがケロロ! で、細かい車両本体の加工等が全然目に入ってこないインパクトがありました! タイヤは自重で変形したものを使用していて、方針は純正か社外品か、わかりませんが、マズルブレーキの穴の空いたアフターパーツを使用。
アンテナはピアノ線を使用したと仰っていました。めちゃくちゃかっこいいです!
そして、今回はお子さんいませんでした! でもおじさんたちもケロロ好きな人多いので、問題ないと思います!w
▼清水さん:ノンスケール・プライズフィギュアリペイント・初音ミク
ゲームセンターのUFOキャッチャー等の景品として、出ているプライズフィギュア。安価ながらも、最近のものは造形も良く、リペイントや加工をして楽しむモデラーの方、結構居られます。清水さんはわりとそういう楽しみ方をしておられて、今回はビキニの初音ミクをリペイントされたようです。肌の色をクレオスさんの「美少女フィギュアフレッシュセット」で塗装されたようです。すこし小麦色よりのすごく健康的な肌色が表現されていて、白目の肌のミクさんのイメージととはちょっと違っていて、素敵な作品ですね。今気づいたのですが、足元のアザラシ? は商品にはついていないようなので、清水さんオリジナルなのですねw 楽しい演出ですし、あまりにも自然で、もとフィギュアに付属だと思いこんでいました。
▼清水さん:ハセガワ1/72 震電
日本海軍の試作局地戦闘機・震電です。SF作品に登場しそうな前進翼の特徴的な機体形状がすごく人気のある機体ですね! 当時の皆さんが、がんばって試作したようですが、まあ、実用的ではないのかもしれません・・・w 主翼の後端に2つついている垂直尾翼の下部に、車輪がついていて、尻もち対策なんだなぁw と微笑ましくなってしまいました。濃緑色に黄色の識別線と、日の丸が、ほんと似合いますねぇw
オネアミスの翼に出てきた前進翼・後部プロペラ機のメカデザインにも参考にされている。と思われます。
意外としっかりしてる、ベースジャバーです。ジェガンとかジェスタ乗せないんですか? と聞いたら、ええ、アイマスのフィギュア乗せてました。
とのことで、なるほど感で、ガッテンボタンを連打してしまいました!w
わりとサイズ感ちょうどいいかもですねw
▼MIYA:各種
僕のはざっくりこんな感じです。雑です! といいますか、過去作しかありません!
ともあれ、皆さんありがとうございました! めちゃめちゃ楽しかったですー!
今後ともよろしくです!
次回模型交流会は10月6日(日)13:00~。
アーク諏訪3F(すわっチャオ!!)、会議室5で開催です。奮ってご参加くださいー!
2 件のコメント:
先日は参加させていただきありがとうございました。このような場が近場にできてとてもありがたく思います。実際に参加してみて、他の方の作品を見たりお話を聞いてみるとまた作ってみたいな、ちょっと試してみたいなという製作意欲がわいてきました。次回までに完成品ができるかあやしいですが、また参加させて頂きたいと思います。
>Fullさん
こんにちは! 先日はご参加ありがとうございました!
とても嬉しい感想です。
そうですね、皆さんと交流しているとどんどん、新しい刺激を受けて、世界が広がっていきますよね!
やる気が出すぎて作品製作に力はいりすぎて、逆に手が全然動かなくなったりもするので、お気をつけて!
自分の製作ペースを守ること、作品にやたらめったら新しい要素を打ち込まないのが大事です。
完成品なくても、作りかけでも、お話をしにくるだけでも、とても楽しいですので、ぜひ!
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