■諏訪モデラーズクラブ(諏訪モデ)について

諏訪モデラーズクラブは、長野県諏訪地域のプラモデル等の模型を愛好する方が集まり、交流を楽しむオープンサークルです。

公共施設で交流会を月に一回、日曜日に開催しています。
どの日曜日になるかは流動的です。このブログで開催を告知しますので、チェックをお願いします。

参加者は老若男女、社会人・学生、制作レベル、ジャンルを問いません。どなたでもご参加ください
手ぶらでの飛び入り・見学歓迎です。

参加無料。有料駐車場あり(100円カンパあり)。
問い合わせ先:suwamode@gmail.com



2020年10月6日火曜日

20/10/18(日)交流会開催のお知らせ【コロナ対策をお願いします】

 コロナ感染拡大中の状況下での交流会です。感染拡大防止にご協力ください。
前回同様、マスクの着用と三密を避ける対策をお願いします。

  日時:2020年10月18日(日) 13:00~17:00 
  場所:上諏訪駅前アーク諏訪(ツルヤ)3F 会議室5 
  参加費:無料(施設内に有料駐車場あり) 
  参加資格:模型に興味があればどなたでも。完成品があればお持ちください。
 
   ただし、コロナウィルス感染拡大防止のため、
   入場者は全員マスク着用必須です。
   また、会場が混み合ってきた場合は、ご入場をお断りする場合があります。
   ご了承ください。





 会場は上諏訪駅前の再開発ビル「アーク諏訪」3F、諏訪市駅前交流テラス「すわっチャオ!!」の会議室5です。
 ・汚さないように使用していただければ、飲食自由です。
 ・ゴミは各自でお持ち帰り下さい。喫煙は2Fにある喫煙所をご利用ください。 
 ・工作は禁止です。ご了承ください。 
 ・施設の他の皆さんが気持ちよく居られるように、配慮をお願いします。 
 ・周辺の駐車場は基本的に有料です。ご注意を。
 ・模型全般が好きな方であれば、どなたでも歓迎ですので、ぜひご参加ください。

 途中参加、途中離脱、飛び入り、自由です。 

 来場される際は、できれば完成品の模型をお持ちいただきたいですが、製作中の作品でもOKですし、まず見学という事で手ぶらでご来場いただいても全く問題ありません。 

 皆様のお越しを、お待ちしております。 

 また、作品の説明を記載できる「作品カード」を作りましたので、こちらからダウンロードして使ってみて下さい。記入可能なPDFファイルになっています。一旦、PC等に保存してから、各種ブラウザやAcrobat Reader等で書き込んで印刷してみてください。そのまま印刷して手書きでもOKです。また、印刷が大変という方は主催が未記入カードを会場に持っていきますので、当日記入でも問題ありません。 

▼20/09/27:模型交流会レポート

■はじめに

9月に入り段々と秋めいてきました。コロナ禍はなかなか落ち着きませんが、
今月も諏訪駅前のすわっチャオの会議室で模型交流会が開催されました。

今回は遠方から来場される方も多く、また、以前からその傾向があったのですが、 スケールモデラーの方が多めの傾向でした。
これは主催の私の趣味もあるかもしれません。キャラクターモデルも好みなのですが。

皆さん思い思いのキットを持ち寄って、模型談義をして盛り上がっておられました。
主催の私がノリが悪く、楽しい会話に水を差してしまったシーンがありましたので、 帰宅してから反省をしました。今後、皆さんが気分よくトークが楽しめるように
気を使いたいと思いますので、ご容赦ください。

■作品紹介
それでは、各作品の紹介へ移りましょう。

▼PGエクシア&RGクアンタ(MoRoさん):バンダイ1/100



今月の初っ端は、MoRoさんの渾身のパーフェクトグレード作品、PGエクシアです。
こちらのキット、1/60スケールということもあり、全高が30cm程度あって、ものすごく大きく、大迫力です! 隣に置かれた1/144スケールのRGクアンタと比べると、
まさに巨人と人間の対比ですね。巨大な作品にも関わらず、塗装が非常にキレイで、
渋くて強そうなエクシアでした。LEDキットも内蔵で、GNドライブや各部が点灯し、
トランザムモードにも……!私もこのキット欲しいのですが、お高いんですよね……。

▼ZZR1400(MoRoさん):タミヤ1/12



MoRoさんは以前中国メーカーのMENGモデルのバイクを制作して下さったのですが、
かなり大変だったらしく、バイク制作がトラウマになってしまったそうです。
今回、タミヤのバイクを制作してみたところ、非常に作りやすく、
バイク模型の楽しさを再確認出来たそうです。
こちらのZZRもMoRoさんの光沢塗装がとても綺麗で、清潔感があって
とても格好いいです。ツーリングが気持ち良さそうな季節です。どこかに出かけたいですね。

▼NR(MoRoさん):タミヤ1/12



鮮烈な赤い塗装が美しいバイクです。私はバイク乗らないのですが、
仮に乗るとしたら、赤いバイクに乗るのは、目立ちすぎて少し恥ずかしいかもしれません。
でも、傍から見るなら赤い派手なバイクは大好きでして、
いつかバイク模型を制作するなら、光沢仕上げでピカピカのバイクを作ってみたいところです。
カウルの隙間からチラリと見えるメカが見どころですね!

▼EGガンダム&SDガンダム(キガワさん):バンダイ1/144&ノンスケール


交流会の数日前からセブンイレブンでガンダムの一番くじが始まりました。
一番くじとは、一回数百円ではずれなしのくじが引けて、
一等やラスト賞では、数千円相当の一番くじ限定の商品がもらえるものです。
各コンビニでよく開催されていますね。今回は人気のガンダムの一番くじです。
今年注目の新製品、エントリーグレード(EG)のガンダムが当たるということで、
注目されています。素組でも格好いいですね!
ちなみに今回、キガワさんだけでなく、マーシーさんと私もEGガンダム持ってきました。
被りまくってます!

▼スーパーミニプラブラックゲッター(キガワさん):バンダイ


キャラメインのモデラー、キガワさんの作品は、スーパーミニプラのブラックゲッターです。
懐かしいゲッターロボの悪堕ち版といったところでしょうか?
黒くてボロいマントを纏っていて、悪そうな容貌が格好いいです。
スーパーミニプラはバンダイさんが発売している食玩プラモで、
800円くらいするキットの箱に申し訳程度のガムが一つだけ入っているという商品です。
ガムを噛みながら仮組みを始めますが、5分で味がしなくなる、不思議なキットです。

▼HGUCゲルググ&ジム改(キガワさん):バンダイ1/144



先日コロナの影響で実施したリモート展示会で参加してくださった作品、
ゲルググに一刀両断されるジム改です。
ジム改は一年戦争後に開発された機体だと思いますので、
ジオン残党のゲルググにやられた新兵のジム改が一瞬で切られた
という感じでしょうか? ゲルググの量産機カラーが渋いです。
両断されたジム改は胴体を完全に分断して、真鍮線で接続しなおしたそうです。
溶断跡のオレンジの塗装は高熱感が出ていてリアリティがあります。

▼愛花ちゃん(メガミデバイス相川愛花)(マーシーさん):コトブキヤ



マーシーさんの新作、メガミデバイスの愛花ちゃんです!
ホワイトの衣装を纏っていて、髪飾りも含めて、
女性の看護師さんみたいですね、と言ったら、
どうやらRPGとかのヒーラー(回復役)的な存在らしいです。
グラデーションをかけた肌色の塗装と、黒立ち上げの重厚な
装備の対象が非常にカッコイイです。
肌の塗装について、さんざん元気っぽくて血色がいいですね。
と言ってしまいましたが、写真で見ると血行が良すぎる感じもせず、
めちゃめちゃ丁度いい塩梅です。カワイイ!

▼RGエヴァンゲリオン初号機(マーシーさん):バンダイ


最近発売されたRG(リアルグレード)のエヴァンゲリオンシリーズ。
劇中で主人公の碇シンジ君が搭乗する初号機は、すぐにシンジ君の手を離れて、
暴走して敵を虐殺して血まみれになるのですが、
今回、基本塗装無しの簡単フィニッシュ+ウェザリングで、
返り血を浴びた狂気に満ちた初号機を再現してくれました。
ちょっとコワイ! 私もRGのエヴァ、欲しいです!

▼RGエヴァンゲリオン零号機(マーシーさん):バンダイ


こちらはヒロインの一人、謎めいた少女、綾波レイが搭乗するエヴァ零号機です。
ポジトロンライフルが付属するのですが実は劇中ではシンジ君+初号機が使う武装だそうです。
まだ未塗装で、組み上げただけの状態ですが、バンダイさんのキットは、
それでも色分けがバッチリですね!

▼MGゼータガンダムVer2.0(マーシーさん):バンダイ1/100

こちらは改修中のゼータです。先日発売された模型雑誌、ホビージャパンの
ディテールアップ特集でゼータの作例が掲載されていたのですが、
その影響を受けてディテールアップにチャレンジ中だそうです。
完成が楽しみです。

▼EGガンダム(マーシーさん):バンダイ1/144

マーシーさんもEGガンダムを当てていました。まだお店では手に入らない
話題の新作キットなので、1位よりも羨ましいです。

▼MIG-31BS(ウィスキーさん):AMK(アヴァンギャルドモデル)1/48




航空機モデラーのウィスキーさんの新作は、ロシア戦闘機、ミグ31です。
現在はロシアで運用されていますが、開発されたのはソ連です。
かなり歴史のある機体ですね。
AMKの精密ディテールキットを綺麗にかつリアリティのある作品として、
制作されていて、見どころたっぷりです。
米国のフェニックスミサイルにも似た長射程の空対空ミサイルを
搭載しようとしている所で、下から煽りのアングルで見ると大迫力です。
トップコートは半ツヤだそうで、今度私も真似してみたいです。

▼M24(ウィスキーさん):AFV Club1/35



航空機モデラーですが、時々AFVを始めとした別ジャンルを制作することが
ある、ウィスキーさん。今回はAFV ClubのM24、チャーフィーです。
二次大戦のアメリカ軍で使用された軽量の戦車で、
コンパクトでカワイイとさえ言えるフォルムが魅力的です。
制作も実に丁寧で、リアルな実感と清潔感が出ていてカッコイイです。
綺麗な仕上げですね! と言ったらかなり汚されたつもりだったようですが(笑

▼カルソニック・スカイラインGTR(優姫さん):タミヤ1/24



優姫さんのカーモデルはカルソニックブルーが美しい、スカイラインGT-Rです。
いつも痛車など、大判の水転写デカールを貼った車両が多いですが、
私はいつも、デカールが破れてしまったり、丸まってぐしゃぐしゃになって
しまったりして、苦戦します。カーモデルもいつか挑戦したいですね。

▼戦艦陸奥(優姫さん):アオシマ1/700



大迫力の1/700軍艦模型。二次大戦開戦前、世界に7隻存在した超弩級戦艦を
ビッグセブンと呼びます。この陸奥は長門と並んでそのビッグセブンに
数えられた戦艦です。
優姫さんはいつも、軍艦のクルーに長野県や諏訪地方出身の方が居られる
艦をリサーチの上作られていて、この陸奥も船長さん(?)が
諏訪の方だそうです。当時の乗組員の集合写真や、艦名プレート、
リアルな海上ベースなど、見どころたっぷりです。

▼F-4J(甲州街道さん):タミヤ1/32



山梨から参戦の甲州街道さんは最近ビッグスケールの航空機が多いですね!
前々回は飛行状態(!)のビッグファントムでしたが、
今回は、駐機状態のファントムです。今回は艦載機タイプの
ファントムということで、主翼を折りたたんだ状態での制作です。
パイロットもあえて載せていないので、見どころのコクピットがよく
観察できます。私もいつかタミヤの1/32エアモデルを制作してみたいのですが、
甲州さんですら2ヶ月かかっていると思うと、なかなか買う気になれないのです・・・。

▼ティーガーI型(虎親父さん)(初期型):ライフィールドモデル1/35




すわモデのAFVファンタジスタ、虎親父さんのティーガーIです。
もともとインテリア(内部構造)のある高級キットなのですが、
普通に製作してしまうと、エンジンや各座席等の車内の様子は
全く見えなくなってしまいます。そこで虎親父さんのアイディアは
工場で建造中(で、いいのかな?)のティーガーを再現することでした。
砲塔はクレーンで釣り上げ状態、履帯も装着中で、
砲塔下部から車長・砲手席も見えますし、ターレットリングから、
車体の中も観察できます。支柱フレームを用意して、天板は透明なもので、
クレーンを吊り下げてある作品です。雰囲気バッチリで、たまりません。

▼フリーダムガンダムVer2.0(MIYA):バンダイ1/100

私の作品です。MGのフリーダム2.0を制作しました。
馬面すぎる顔を顎と顎周辺を削って調整。白アンテナはあまりにも長すぎるので
左右共に4mmずつカット。それでもまだ長い気がします。
ウィングバインダーのM100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲(背中キャノン)に、
設定にない小羽根がついていたり、先端が割れたりして、
あまり評判が良くなく、私も苦手だったので、小羽根は切り飛ばし、
先端が割れるギミックはオミットしました。
素立ちさせると足が若干短く見えますので(これは背中にぶら下がっている
ウィングバインダーが大きすぎて、対照的に足が短い印象になるのだと思います。)
足関節をプラ棒+真鍮線で延長してあります。

▼日本海軍駆逐艦睦月(MIYA):ヤマシタホビー1/700

以前も持参したヤマシタホビーという1/700の駆逐艦専門メーカーの商品です(渋すぎる……)。
睦月は主砲が単装砲で、見るからに強くなさそうで、さすが大正生まれの艦ですね。
とはいえ、竣工した年に昭和が始まるのですが。
社外品のエッチングパーツの手すりをつけてありますが、軍艦色が優秀すぎるのか、
私も他の方も睦月を見ても、手すりも単装砲も全然見えません(泣)

▼ぷちりっつFate/Grand Orderぐだ子(MIYA):バンダイ


丸信さんにあった人気のソーシャルゲームFate/Grand Orderの主人公(女)の通称ぐだ子です。
万台書店さんにたくさんある「ねんどろいど」のような2等身のデフォルメフィギュアです。
パーツ数も少なく、キットは1000円台とお安いです。
ただ、色分けはあまりされておらず、細部はほぼシール再現です。
今回のぐだ子は瞳以外は全塗装しました。瞳シールは思ったより不自然でなく、
シール感も少ないので、わりと良いかもです。
肌色の表現、これからも試行錯誤したい所です。次回は相棒のマシュを!

■まとめ
今回も皆さんの素晴らしい作品が集い、見応えたっぷりの交流会でした。
作品数が多いので、主催はブログのレポートを書くのが大変でした(笑)。
どの作品も見どころあって、個性豊かな作品が集まりましたね!
少しキャラクターモデラー勢が少なめな気もしますので、
若いパッションをお持ちのキャラクターモデラー勢の方の
ご参加をお待ちしています。

今回までは、ネットや各模型店店舗での交流会の告知はコロナの影響もあって
控えてきましたが、次回からは再開していきたいと思っています。

また、諏訪のホビーショップ丸信さんが、お店の3Fの部屋をお安い値段で
貸してくださるそうで、交流会とは別の工作会の開催を検討しています。
会員の皆さんに相談をしてみようと思っていますので、ぜひご意見をお聞かせください。