11月の模型交流会のレポートです。
今回は普段のメンバーに加え、山梨方面から新規の参加者さんが1名、見学者の方が1名参加されました。とても活発に交流が行われみなさんとても楽しげでした。
なお、主催は今回も交流会前に近所の台湾料理店でニラレバ定食を食べました!
■作品紹介
▼atomic bom:ドレスのアスカ:もぐらまにあさん
山梨県から初参加のもぐらまにあさんのガレージキットフィギュア作品です。あまりにも可愛くて私は作品の前に釘付けになってしまいました。ディーラーのatomic bomさんの原型の素晴らしさともぐらまにあさんの製作技術があいまってたまらない魅力を放っていると思いました。エヴァのキャラクターのフィギュアは、キャラデザの貞本さんの絵の癖のせいか、立体化するのが難しい印象があるのですが、このアスカのフェイスは若干のアレンジとキャラクターとしてのまとまりと、可愛さが同居していて素晴らしいです。もう一つのテーマのドレスの塗装も美しく、肌が透けて見えるストッキングの表現などもたまらないです(語り始めると本当に止まらない)。もぐらまにあさん、今後ともよろしくお願いします!
▼グリズリーパンダ:ニパ子:もぐらまにあさん
こちらももぐらまにあさんの作品、ガレージキットディーラー「グリズリーパンダ」さんのキット、模型ツールメーカー、ゴッドハンドさんのマスコットキャラ、ニパ子です。
水で透けた表現の白いスクール水着の塗装が見事ですね! もぐらさんはパール塗料を衣装の塗装に使用されていて、シルクのような艶がとてもきれいでした!
▼バンダイ:1/144:HGUCバウンドドック:マーシーさん
マーシーさんの新作は10月に発売されたばかりの大型HG、バウンドドックです。キット化が待ち望まれていた機体ですが、あまりに大型だったためかなかなか順番が回ってきませんでした。マーシーさんが得意とする黒立ち上げ塗装がバウンドドッグのボリューム感とすごくマッチしてカッコイイです!
▼バンダイ:1/144:HGUCバイアラン:マーシーさん
こちらもゼータガンダムからの大型機、バイアランです。ブルー主体の異形の機体を重厚感たっぷりに仕上げられていますね!
最後に通常のMSサイズ(18メートル級)のガンダムGP01との比較です。2機とも大きい!
▼バンダイ:1/100:MGゼータガンダム2.0:マーシーさん
マーシーさんがディテールアップを毎月着実に重ねているMGゼータです。キレイなスジボリが入っていて、精密感があってカッコイイです。いつ頃完成するかはわかりませんが、期待です!
▼コトブキヤ:NON:マブラヴ・武御雷:キガワさん
キガワさんはご本人がお好きな「全年齢(!)」対応ゲーム、「マブラヴ・オルタナティブ」の機体をお持ちくださいました。この武御雷(タケミカヅチ)は、外伝作品で、メイン作品の主人公が搭乗する機体(だったと思う)とのことです。黒いボディにオレンジのクリア部分の反射がめちゃめちゃカッコイイですね! バンシィみたいです!
▼バンダイ:NON:エントリーグレード・ドラえもん:キガワさん
まさかの国民的アニメから青いネコ型ロボットが参戦です。ボディのブルーはメタリック塗装で仕上げられていて、白目とボディの白の色を変えて塗り分けてあるそうです。頭部が分解できて、内部構造を楽しむことができるのですが、割とグロい印象です……。
▼コトブキヤ:1/72:ZOID・コマンドウルフ:キガワさん
キガワさんやマーシーさんの原体験であるZOIDシリーズから、初期のキットですごく人気があると思われるコマンドウルフです! 迫力の黒立ち上げ塗装に、ベースも決まってカッコイイです! 私もゾイドを作るのであれば、コマンドウルフかなぁと思います。
▼バンダイ:1/100:MGコアファイター(リアルタイプ):キガワさん
一番くじで中間くらいの賞でもらえたMGのコアファイターです。もともとリアルタイプカラーだったそうで、グリーンカラーでまとめられています!
▼ファインモールド:1/35:くろがね四起:虎親父さん
虎親父さんの力作、第二次大戦中の陸軍の四輪駆動車「くろがね四起」を21世紀の技術でスポーツカーとしてレストアしたらどうなるか? というテーマの作品。ボンネット内部のエンジンルームや外装もガッチリスクラッチで制作されていて、めまいがするくらい精密でかっこいいです。ちなみにベースの背景の写真は諏訪湖で、諏訪市を代表するホテル、紅屋さんも写っています(笑)。
▼ドラゴン:1/35:M10:淫豹さん
虎親父さんのご子息である淫豹さんの作品、何ヶ月もかかって作っていましたよ、との虎親父さんのお話通り、相変わらずものすごいクオリティで、本当にカッコイイです。何時間でも見ていられると思います。
▼タミヤ:1/35:Ⅳ号突撃砲:て~げ~清水さん
お忙しい中参加してくださった清水さんの作品は、主催の私も大好きなドイツのⅣ号突撃砲です。実は好きといいつつ、ラングとの区別がいまだにイマイチつきません。
かなりの時短モデリングで制作されたらしく、サンドイエローはスプレー、ウェザリングのブラウンもスプレーだそうです! 手軽!
▼タミヤ:1/35:フォードGPA:て~げ~清水さん
こちらも二次大戦車両の時短モデリング作品です。オリーブドラブをスプレー塗装、窓ガラスのホコリ汚れもマスキングしてスプレーだそうです。窓の汚れの雰囲気バツグンですね!
▼バンダイ:1/144:HGUCディジェ+ベースジャバー:味澤勝也さん
前回から参加していただいている味澤さんの作品、傑作キット、HGディジェです!
このキット非常によくできていますよね! ベースジャバーとの組み合わせもカッコイイです!
やっぱりディジェはドダイ系の機体に乗って華麗に戦うイメージがあります!
▼バンダイ:1/144:HGUCネモ:味澤勝也さん
ゼータガンダム期のジム系量産機、ネモです! 珍しくグリーン主体のカラーリングですが、作品制作陣には何か意図があったのでしょうか? 同時期のジムⅡとくらべると、少し強そうなところがいいですね!
▼バンダイ:1/144:HGUC陸戦型ガンダム:味澤勝也さん
こちらも皆さん大好きな機体、MS08小隊より、陸戦型ガンダムです。泥臭い地上戦の映像がとてもカッコイイ作品でした。今回の味澤さんの作品は、お仕事が忙しく基本素組みですと、おっしゃっていました。これらの作品もスミ入れやトップコートをこれからしたら更にかっこよくなるかもですね!
▼ハセガワ:1/450:赤城:優姫さん
優姫さんの作品は、とてつもない大迫力のビッグスケール1/450、帝国海軍正規空母「赤城」です。大日本帝国の栄光の第一航空戦隊、通称一航戦の旗艦であり、運命の真珠湾攻撃を行った際にも連合艦隊旗艦を勤めました。大胆な日章旗の上に置かれた木製ベース。その上に作られた荒々しい太平洋の海面、そして荒波に揉まれ汚れた歴戦の勇士たる船体。めちゃめちゃカッコイイです! そしてめちゃめちゃでかいです! ご自宅で展示するのが大変そうです!
▼バンダイ:NON:フィギュアライズバスト・ルビィ:優姫さん
あまり評判の良くないラブライブ・サンシャインシリーズのフィギュアライズバストを可愛く仕上げてくださいました。特に衣装のシルク感を私が気に入ってどういう塗装をされたのか伺ったところ、ホワイトの上にクレオスのダイヤモンド・パールを上掛けしたそうです。なるほど、すごくアイドルの衣装っぽい仕上がりです。
▼タミヤ:1/32:マスタング:MoRoさん
MoRoさんの新作は、先月交流会をお休みされて、製作期間が二ヶ月あったためか、ただでさえクオリティの高い作品の仕上げがより一層キレイになっていて、ものすごくクリアな完成度でした。
タミヤの新作スポーツカー、マスタングはグレーの車体に軽くパール塗装をしてあって、キラキラと輝いてキレイでした。また、塗面の磨き込みがハンパなく、美しい鏡面に惚れ惚れ。
一般的なヤスリ等で#10000まで磨いてからハセガワのセラミックコンパウンドで磨き、同ハセのコーティングポリマーを塗布しているそうです。ウーンキレイ。
▼タミヤ:1/12:CBR1000-RR:MoRoさん
こちらはタミヤのバイクの新製品。鮮やかなカラーリングはすべてデカールなのかと思いきや、塗装する部分もあるそうで、デカールの発色に塗装の色味を合わせるのがすごく大変そうです。めっちゃカッコイイ!
■総評
11月の模型交流会のレポートでした。毎度レポートのアップが遅くなりスミマセン!
See you next meeting!